ご当地ラーメンの一つ「白河ラーメン」。数ある店の中から好みに合う一杯と巡り合う手助けをしてくれる存在が登場した。
福島テレビ・高野愛梨記者：「白河駅の東側に完成した新しい観光案内所です。こちらでは『見る』『知る』『触れる』の３つの体験を通して情報発信を強化します」
4月29日のオープンに先立って報道陣に公開された福島県白河市の「しらかわ観光ステーション」。
白河観光物産協会・川島敏一事務局長：「やっぱり白河市内を回遊していくというところで、ジオラマを設置したりとか」
JR白河駅周辺を1000分の1のサイズで再現したジオラマは、観光スポットまでの距離など町歩きの参考となる情報も提供している。
特産品を紹介するスペースも備えているが、注目なのは…。
高野愛梨記者：「白河グルメと言えば白河ラーメンですが、どの店に行けばいいか迷った時に、自分好みの一杯を紹介してくれるのがこちらの検索システムです」
その名も「白河ラーメンデータベース」。
味や麺のタイプ、出汁などを選択すると、登録されている市内41店舗の中から好みに近い店を選び出して、営業時間や行き方などを教えてくれる。
高野記者が好みを入力すると、複数の店がオススメされた。
選んだのは「田楽食堂」。
記者の好みと合うのかどうか…。
高野愛梨記者：「スープの濃さ、麺の太さ全てが完璧です。検索した甲斐がありました（スープ飲んで）あ～美味しいです」
店主の辺見一也さんは、データベースで店を知った人が食べに来てくれることを期待している。
田楽食堂・辺見一也店主：「検索システムってことで色んな方が見られるので、その中で選んでいただければ幸いかなと思います。リピーターっていう形でもう一度行きたいって思っていただけるようなお店にもしたいですよね」
新たな観光案内所、そしてラーメンデータベースが、白河市を訪れる観光客へこれまで以上に地域の魅力を伝えていく。
