８月２５日は『即席ラーメン記念日』
昭和３３年８月２５日に、世界初の即席ラーメン『日清チキンラーメン』が発売された日。そこで、即席ラーメンとして販売されている全国のご当地ラーメンを紹介。
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即席ラーメンに詳しい食文化研究家・大和イチロウさんによると、日本では全国に約１５００種類の即席ラーメンがあると言われ、毎年約１０００種類の新商品が発売されるが、その中でも残るのは３つほどだという。
その中でも、大和さんがおすすめする全国のご当地ラーメンを３種類チョイスしてもらった。
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《福岡県・運命の赤い糸 （２食入り）４８０円》
筑後市にある恋の神様・恋木神社に由来する日本初の恋愛祈願ラーメン。
豚骨ベースの白いスープに、赤シソで色を付けた赤い麺。ほんのり香る梅の香りとあっさりした豚骨スープがベストマッチ。
《北海道・ゾンラーメン（ガラ塩味）５００円》
ゾンベアーというキャラクターがつくったラーメン。
ちなみにゾンベアーは、ゾンビのクマ（元ぬいぐるみ）で極度の方向オンチ。持ち主の男の子を７０年以上探し続けているが、すぐ迷子になる。
ゾンビがつくったとあって、麺もスープも真っ青…食欲を失う色だが、目をつぶって食べると絶品だという。
旭川製麺（北海道東川町）という北海道でも良質のインスタントラーメンを作るメーカーが満を持して出しているので味は保証付き。スープは鶏ガラベースの塩味で、様々なトッピングを楽しめる。ハムやソーセージがオススメ。
《番外編・台湾 曽拌麺 （４食入り）１６２０円》
リボンのような幅広麺で、すすると口の中で踊るような食感を楽しめる。香辛料が台湾ならではで、旅行気分もたのしめるという。台湾らしい香りのするピリ辛ごま味の混ぜ麺。世界的に有名なサイト「ザ・ラーメンレイタ―」で２０１６年にランクインし火が点いた一品。
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即席ラーメンを知り尽くす大和さんが語る魅力とは？
食文化研究家・大和イチロウさん：
「ご当地袋麺は日本だけでなく世界に広がっていますから、居ながらにして旅ができます。どこにいてもどなたとでも一緒に旅行ができるので、ぜひお家で楽しんで。世界一周もできますから、袋麺を楽しんでもらいたいですね」
『やかん亭』では、即席ラーメンのほかにも全国各地の即席ラーメンが揃っている。オンラインショップで購入することもできる。
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【食文化研究家・大和イチロウさん】
大阪をはじめ全国に６つのグループ店を持つインスタントラーメン専門店『やかん亭』の代表。１９歳から毎日１食以上即席ラーメンを食べ続けている。いままで約１万６０００食以上の即席ラーメンを食べた。
