新珍味で程よく呑んで、、
やはり、啜らずには帰れない漢達。。。
そうだ!、と思い出す。
行った事がなかったあの有名店が、池袋にもあったんだよなぁ、と。
・つじ田 池袋西口店。
そもそも、つけ麺があまり好きではないのと、多店舗展開もあまり好きではないので、行く機会を失っていた。
だが、創業者の辻田さんのYouTubeが面白く、チャンネル登録もしているので、どこかのタイミングで寄ろうと思っていたが、まさにそれが今日(2021年12月26日)だった。
12:50。
店前に並びがある。
今日は日本海側では大雪で、関東でも底冷え。
ビル風が冷たい。
並ぶ人を気遣い、電気ストーブが置かれている。
券売機で、濃厚特製つけ麺をポチり。
後輩は同じもので、親友はラーメンを選んでいた。
瓶ビールを二本分ポチり。
店前で客捌きする店員さんの、
『丁寧さと気軽さの程よいブレンド具合』
が好感が持てる。
客単価や業種からも、かしこまり過ぎてもなんだし、
ラーメン屋にありがちな馴れ馴れしいのもなんだし、ね。
10分程でカウンターに通されたが、席間のパーティションを三人で来店した我々に合わせて間仕切ってくれていた。
店内は天井が高く、照明は明るめ。
オープンキッチンは清掃が行き届きシンクはピカピカだった。
先ずはビールで乾杯。
良く冷えていて旨いが、グラスは常温。
おおよそ7分でつけ麺の着丼。
ネットで出ている画像と比べると、盛り付けはちょっと雑かな。
実店舗での提供で麺線が美しいつけ麺屋さんって、少ないですよね(ですが、実在はします)。
つけ汁を飲んでみると、、
こりゃ、旨い!
豚、魚介のダブルスープに、野菜の甘味と昆布の旨味が寄り添っている。
酸味はなく、脂の甘さとトロみが際立っている。
麺をそのまま一啜り。
多加水のモチモチの中太ストレート。
小麦の風味がちゃんと残っていて、旨いです。
指南書通り、そのまま汁に付けて啜ってみる。
麺に汁がきっちり絡み、どちらの良さも活きている。
3分の1を食べたらすだちを絞る。
汁に酸味がない分、すだちの爽やかさが引き立つ。
残り3分の1で、黒七味を振りかける。
よく見れば原了郭のものだ。
卓上調味料をケチってないのは素晴らしいですね。
当然、スパイシーになって、甘さに慣れた舌に心地好い刺激です。
具材では厚切りのチャーシューがしっとり仕上げで、脂の甘味が豊かで旨かったです。
最後はスープ割で〆ました。
総じて。
脂を旨く食わせるなぁ、と思いました。
つけ麺が得意ではない僕ですが、素直に旨い!と膝を叩く一杯でした。
また、店員さんの接客、対応も素晴らしく、店内も清潔感があり(トイレもきれいでした)、気持ちよく食事出来ました。
敢えて苦言を呈するならば、
・つけ汁の器を温めていない。
・盛り付けの麺線が少し乱れている。
・BGMの音量が大きい。
という三点くらいでしょうか。
とりあえず、これからは昼飯で行く店に迷ったら、つじ田の暖簾をくぐろうと思います。